【花粉症対策におすすめ】どこでもできる簡単呼吸法。1分間ピラティス。

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こんにちは。

週末は東京も雪がパラついていましたが、皆さん暖かくお過ごしですか?

 

石川県七尾市出身の須原にとって、曇った鉛色の空はなんとも懐かしく、空っ風の寒さより、雪が降るぐらいの方が暖かく感じるので、とても不思議。

 

さて、前回は「私が実践してきた免疫力の高め方」について、食生活の改善により腸内環境が整い、花粉症が克服できた話をご紹介しましたが、その頃、もう一つ、真摯に取り組んでいたことがありました。

 

今回は、その取り組みと、なぜ免疫力を高めることに繋がるのか。簡単実践法もご紹介します。

 

腸内環境の向上に繋がった、もう1つの取り組み。

7年前、食事改善とともに取り組み始めたこと。

それはピラティスです。

 

10年前からピラティスはしていましたが、その頃はただ体を動かしているだけ。

体の内側や動きの質にフォーカスせず、ただただエクササイズの形を真似て、こなしているだけのピラティスをしていましたが、ある方との出会いをきっかけにピラティスとの向き合い方が変わりました。

 

それが「呼吸」です。

 

今でこそ、「呼吸ありき」のピラティスを行っていますが、当時は「形ありき」で呼吸は二の次、三の次。

当時の私のモノマネを見ると、なんともせわしない(笑)

逆に、呼吸をする隙を与えないようなレッスンでした。

 

「呼吸を合わす」という言葉がありますが、呼吸を気にしていないということは、お客様の呼吸、お客様のことも観ていません。

 

お客様を観ることができていないのであれば、DVDを流していても変わらないような、なんとも自分本位なレッスンだったと思います。

 

ピラティスで腸を動かす。

呼吸にフォーカスし始めてからのピラティスは、劇的に変化しました。

 

◎あまり体を動かしていないのに、お腹周りがポカポカあたたかい。

◎レッスン中に腸が動き始め、お腹がギュルギュル鳴る。

◎便秘が解消した。

 

など、それまでのレッスンではあまり聞かなかった感想をいただくようになりました。

 

深い呼吸ととともにピラティスのエクササイズを行うことで、股関節周りや骨盤周りのインナーマッスを機能的に動かすことができます。

インナーマッスルがうまく機能すると、まるで筋肉で腸をマッサージしているように働いてくれます。

 

 腸をマッサージするよう意識しながらエクササイズを行うことで、少しずつ体感も変わってきます。

 

深い呼吸と自律神経

さて、深い呼吸が腸にいい理由は、もう1つあります。

 

腸(小腸)の中には「絨毛(絨毛)」と呼ばれる突起が張り巡らされていて、それらが波のように動く蠕動運動(ぜんどううんどう)を行うことで、栄養素の吸収や全身の免疫機能を司っています。腸がうまく働くことが、免疫力を高めることに直結しています。

腸は、自律神経の影響を大きく受けているのです。

 

現代のストレス社会では、過度のストレスや睡眠不足や運動不足などで自律神経が乱れやすくなっています。自律神経が乱れると蠕動運動がうまく行われず、腸内環境の乱れへと繋がってしまいます。

 

そこで、「深い呼吸」の登場です。

 

深い呼吸は、副交感神経を高め、自律神経を整えます。

自律神経が整うと、腸が正しく機能しはじめ、腸内環境が整っていきます。

自律神経を整えることで、睡眠の質の向上などいくつも体に良い効果があるので、ぜひ押さえておきたいところですね。

 

体温を上げて免疫細胞を活性化する。

さて、免疫力を高めるために、「腸内環境を整えること」ともう1つ、「体温を上げること」がとても大切です。

 

免疫細胞は血液の中にいて、36.5度の時に活発に働くと言われています。

体温を上げて免疫細胞が働きやすい状態にしてあげることは、ダイレクトに免疫力の向上に繋がります。

 

私は、食事改善とピラティスを通して、腸内環境が整い、体温が上がり、結果として15年悩まされた花粉症が治りました。

しかし、腸内環境が整っていることも、適切な体温で免疫細胞が働いてくれることも、本来は元から私たちの体に備わっている機能です。

 

体本来の機能を取り戻すこと。

私たちの体は、常に循環を繰り返しています。

栄養を摂取し吸収し、代謝や消費を行い、いらなくなったものを体外に出す排泄が行われます。

 

毒素や異物を排除しようと働く力が免疫力なので、いらないもの、必要なないものを体外に排出することが出来れば、免疫力の高い状態でいることができます。

 

私たちの体は順番にエネルギーを費やし、最後にいらなくなったものを体外に出す排泄が行われます。ここで、最後の排泄までたどり着くエネルギーがないと、排泄がスムーズに行われなくなってしまいます。

 

全ての過程を循環させ、排泄までをスムーズに行うためのエネルギー、体力がないと排泄が滞ってしまいます。便秘になる女子に筋力が足りないことはよくあることですね。

 

免疫力を高める、はじめの一歩。

私が実践した免疫力の高め方は、食改善とピラティスでしたが、巷を見渡すと、腸内環境を整えたり、体温を高める方法はたくさんあります。

 

ぜひ、ご自身が気になったものを実践頂きたいのですが、その中でも、今すぐ!どこにいても、何をしていても出来るのが呼吸です!!(水の中にいるときは溺れてしまいますが。笑)

 

実践!思い出し呼吸

①吸う息と吐く息が何秒ずつ出来るのか、心の中で数えてください。

②余裕があれば、少しずつ呼吸を長くしてみます。

③今の呼吸の長さを確認したら、そのまま3〜5回繰り返します。

 

何秒ずつでしたか?

同じ長さのまま繰り返すことが出来る呼吸の長さが、あなたの今の呼吸です。

 

・横断歩道で立ち止まったとき。

・レジで並んだとき。

・テレビなどでCMが流れたとき。

・ひと仕事終えたとき。

など、ふと思い出したときに呼吸を行います。

 

初めは短い呼吸でも、少しずつ長く深い呼吸が出来るようになってくるので、まずは首や肩がリラックスした状態で、楽にできる呼吸を繰り返してみてください。

 

ふと思い出したときに深く呼吸する「思い出し呼吸」 を生活に取り入れてみませんか?

 

いつでもどこでも誰でも簡単に出来る、お手軽「思い出し呼吸」で免疫力の高め、ぜひ健やかに花粉症シーズンを乗り越えましょう!!

 

 

より深いピラティス呼吸が学べる、はじめての方向けのクラスはこちら。

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